骨粗鬆症のお薬を飲んでいる方へ
こんにちは。院長の石田 悟です。
梅雨シーズンの到来で、
ジメジメと過ごしにくく感じる日々ですね。
湿度の高さは歯の健康にも関わってきます。
細菌は湿度や温度によって繁殖しやすくなるため、
お口のなかはまさに絶好のすみか。
しっかりとケアをしないと、
口臭や歯周病のリスクが高まります。
お口の中を清潔にするよう心がけ、
湿気に負けない健やかな口元を保ちましょう。
さて、今日は「お口の中を清潔にすることの大切さ」について
別の角度からもお話したいと思います。
皆さん骨粗鬆症という病気はご存知ですか？
骨粗鬆症は、骨の量が減って骨が弱くなり、
骨折しやすくなる病気です。
日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、
高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。
このブログをご覧の方の中にも
骨粗鬆症の薬（ビスフォスフォネート製剤）を飲んでいる方が
いらっしゃるかもしれません。
優れた薬ではありますが
この薬を飲んでいると、
抜歯したときに骨髄炎を発症したり、
骨が壊死してしまうケースがあります。
発症頻度は10万人に一人と滅多にないのですが、
お口の中が不潔だと発症しやすいと言われています。
今は休薬をせずに抜歯を行うので、
万が一に備えるためにも
やはり日ごろから口の中を清潔にしていることが重要です。
セルフケアだけでは綺麗にできない部分もありますので
普段から定期的に歯科医院にて
歯周病の治療とメンテナンスを心がけましょう！
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